奇跡の軌跡

恋に落ちてしまった私の物語 / 私だけが独身

デリート

真夜中に目が覚めた。

まだほんの1時間しか眠っていないのに。


そうだ。

彼にプレゼントした鞄のバッグインバッグを買ってあげよう。


サイト徘徊。

気付いたら、かばん本体より悩んでいる時間長いし。

自分の事なら、3分でポチッと出来るのに...

実はプレゼントしたカバンはまだ私の車の中。

駅までチャリで来ていて、雨で濡れちゃうからって理由で来週のランチの時に欲しいと要望が。

多分それは言い訳。

家の人に、バレないように画策しているんだろうなって直感。

何が何でも今日は持って帰れないオーラなんだもん。


彼のある意味、「努力」に関する部分は見て見ぬ振り....するんだけど、やっぱりこんな関係だから淋しいね。


心にそれが少し傷跡残していたけど、ちょうど別れ際は雨が降り始めた。

空は彼の味方みたい。

おかげで雨なのに、私の心は少しだけ晴れた。


そのカバンの中に、こっそりバッグインバッグをセットしておこうと思って。

プレゼントしたカバンはポケット足りないから。

でもムカつくから、バッグインバッグの底切り取ってイタズラしちゃおうかな(笑)


尽くしすぎかなぁ...

奥さんにしてくれたら、もっと尽くしてもっと笑わせられると思うんだけどな〜


全然関係ないんだけど、私はフルーツが大好き。

桃とパイナップルと葡萄に目がない。

今の時期はぶどうに心奪われている。

シャインマスカット1kg、高尾ぶどう2kg、ロザリオビアンコ2kgが手元にある(笑)

そして、来週には大本命のナガノパープルが2kg届くのに、クイーンニーナって葡萄が食べたすぎる。

頭おかしい量だ。

彼にもお裾分けする予定だけど...


去年、まだこんな関係じゃなく、単なる友達時代に彼に頼まれ和歌山まで桃を買いに行った。

その時に葡萄も売っていて買って帰った。

桃を渡したついでに、ぶどうも皮を剥いてあげて何の気なしにアーンをしてあげた。

(反対だったら私は絶対嫌だけど)


一瞬躊躇った彼を見て、「あれ?照れてる?」って思ったんだけど、今から考えたら、やっぱり彼はすごくドキドキしていたそう。

私はそんな気知らなくて、はよ帰ってくれへんかな〜〜と思っていたのに(笑)←マジです。


あの時は病んでいたし、正直誰にも会いたくなかったので、彼の話も半分上の空で聞いていて

「なんでこの人は、私からしたら関係ない話をニコニコずっとしてはるんやろう?

いつ帰るんだろう?あと何分いるの?」って思ってた。


それでも、誰かに会うのは本当に久しぶりで、他の人からのお誘いは全部拒否、電話すら出ないって感じだったのに、彼から桃の依頼があった時は気負わず会えた。


一年でこんなに状況が変わってる不思議な感じ。

追いかけられていたハズが、今はめちゃくちゃ追ってるし折れてる(笑)


ムカつく〜〜って思っても、笑顔見たら全部吹っ飛ぶ。ズルいよな。


電話を切る時、自分の家なのに「もう着くわ」って残念そうに言ってくれるとこ好き。

でも私の発着信履歴は、毎回消してる彼は想像するだけで嫌い。


だって私の名前をクリックして、ゴミ箱の絵の所に持って行かれてるんでしょ?

しかも嫌って位大量に何度もゴミ箱に捨てられる私。

泣けてくる...


こんなに毎日、何十回と電話している甘い時間を味わっているハズなのに、最後はゴミ箱行きって....なんでなんよ...


せめて「雪を守る為だよ」って言ってくれたら無理にでも納得してあげるのに。

彼は家庭を守る為の削除なんだもんな。

現実が突き刺さるけど、自分を誤魔化して、自分の都合で愛されていると勘違い継続努力しちゃおう。

ゴミ箱からひょっこり出てきてモニタリングしてやりたい位だよ!


オトコはズルイ...

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