奇跡の軌跡

恋に落ちてしまった私の物語 / 私だけが独身

暴走

久しぶりに更新。

特に2人の関係に変化があったわけじゃないけど、どうもテンションがあからず....


ここ半年位、遠出を全然していないのがすごく不満で、チクリチクリ彼に言ってた。


そしたら、急に

「有休取るから蟹食べに行こう!」って。

仕事の都合もあり4日後に取得したって言って来た。


なかなか会えないのもあったんだけど、おそらくその日は生理だ。

私は子宮筋腫持ちなのもあり生理が非常に重い。

嬉しそうにどこにする?と言ってくれる彼のテンションと裏腹に何でもっと早く言ってくれないの?と彼をまた責めてしまった。


この日がダメなら年内のお出掛けは無理っぽ。

花火も行けなかったし、最近セフレ感満載だし、生理前で感情爆発で泣いてしまった。


ひたすら謝る彼。


ダメ元で産婦人科に生理を遅らせる薬を貰いに行った。

1週間前から飲まないとダメなやつ。

産婦人科の先生からも「何日間旅行に行かれますか?」って聞かれるも「日帰りです!」なんて言えるはずもなく、『7日間のオーストラリア旅行』に行くという悲しい設定。

日帰りで蟹食べに行くだけなんですケドね💦


薬は無事に効き、当日はノー生理。


朝7:30の待ち合わせに渋滞に巻き込まれ、初めての遅刻。20分待たせてしまった。

待つのが嫌いって言ってたのに全然怒ってなくて、手をギュッてされた。


向かう先は日本海。


正直、泊まりたかった....

けど365日お家に帰らないとダメな彼。

多分だけど、その償いからか日帰りなのにその料金だと一泊できちゃうよねって料金の旅館を3つ選んでくれて、その中から好きなとこ予約しておいて欲しいとの事だった。


半分出すって言ってるのに断固拒否。

僕が全部出すからって譲らない💦

本当にこの料金だと、泊まれるに....と悔しい気持ちもあったけど、彼の気持ちを汲んで甘える事に。


3時間位かけて到着。

旅館は本当に目の前が真っ白な砂浜で、この日は天気が荒れていてすごく波が高かった。

演歌に出てきそうなザ日本海〜って感じ。


展望風呂は男女別でしたが、車から降りた途端に波風に一気に体温を奪われたので、温泉がかなり沁みました。


その後、お部屋に案内され私の大好きな蟹のフルコース!!

蟹刺しに、天ぷらに、茹で蟹に甲羅焼きにカニチリ、焼き物にお造り。

1人3.5杯〜4杯位の量。

これでもかー!!!って位のスゴイ量。


これだけの量食べるのに意外に時間がかかり

2人で夢中になっていただきました。

雑炊も美味しかった〜。


予想通り食べきれなくて、彼が気を利かせて茹で蟹を丸々1匹分持ち帰り用に、仲居さんに包んで下さいとお願いしてくれました。



食べるだけでめいいっぱい時間を使ってしまい、部屋でゆっくりなんて全く出来なかった💦


その後は「食のみやこ」っていう道の駅のでっかい版みたいな所に寄ってみると、ふれあい動物園の文字が!

馬、羊、豚、うさぎ、犬達がお出迎え。

あんまり動物得意そうじゃない彼を放置したまま、私は動物触りまくり。

「噛みます!」って書かれていたワンちゃんに柵ごしにめちゃくちゃ吠えられ、手もコンマ何秒遅れていたら噛まれてたんだけど....

犬と長年暮らしている私は、今にも飛びかかってきそうな勢いのワンコに、待て!オスワリ!の指示を出し制した(笑)


ワンコもあれ?って急激に空気が変わり三頭共、甘えモード全開に。


係員さんが来てくださり、撫でている姿を見て驚いてはった。

三頭共、噛むそうで💦

一頭は人見知りが激しく絶対自分から寄って来ないハズなのに....って。

やっぱりワタシ前世犬かもしれないと本気で思っちゃった。

ワンコだけはどんな子でもムツゴロウ並に手名付ける自信あるけど、あいにく馬には通用せず3回ほど噛まれそうになった💦

馬に噛まれるって逆にレアーなのにね。


もう一軒、イギリス村みたいな所があると調べていてくれてたみたいだけど、閉館が16時。

残念。

そこで雪の好きなパンケーキでも食べられたらなって思ってたんだって♡


こんな風に私を楽しませようと下調べしてくれる彼にすごく愛を感じる。


カニも雪が好きやから食べさせてあげたい。

遠くまで行かなくても、その辺のお店でもっと安くで食べられるけど、わざわざ行く事に価値あるし、ずっと我慢させていたからねって言われ、何も返せなかった。


帰り道、駅まで送るつもりだったのに

「ホテル行っていい?」と彼。

なんかいつもとトーンが違う。

後でわかったんだけど、迷っていたそう。

楽しい時間が長ければ長い程、雪に帰る時に辛い思いさせてしまう。

かと言ってしれっとこのまま返すのも淋しい思いさせちゃうのもわかってる。

だから悩みながら誘ったそう。


ベッドの中で「そう言えば、年末年始いつから休み?何日間あるの?」と何気なく聞いてみた。

珍しく無言になる彼。

そして「言わない」と言われた。

嫌な予感しかしない。

問い詰めると9連休だそうで。


えっと....その間ずっと家にいるの?と訊ねると、そうだと言う。家族と過ごす...って事よね?

私への対策は?と聞いてみると、無言。


かなり気まずい空気になり彼はテレビを見始めた。


帰らないといけない時間が迫っているのと、現実を突きつけられた気がしたのと、彼への感謝と、彼が大好きだと言う気持ちが一気に押し寄せて来て、ワタシ崩壊。


まさかの大号泣。


彼の前では泣かないと決めていたのに、大号泣。こんな泣き方許されるは、せめて20代前半。


中年が泣けば泣くほど悲惨になる。

目腫れて、マスカラとれてメダカみたいな目になるし、鼻水垂れるし、もうこんなん電気消したらホラーナイトやん⤵️


楽しく感謝の言葉で締めくくりバイバイするハズが、泣きながら彼に跨り貪るようキスして、ベルト緩めてパンツ脱がした。

なんで私が襲ってるんかよくわからんケド。

彼のアソコをこれでもかって位に手の中、口の中に収め、私の中全部を彼にしたくなった。


離したくない....

でも我慢するしかない

全部私の物にしたい。

嫉妬と妬み嫉みと愛しい気持ちとでカオス。


彼もわかっていたみたいで、私の中に思い切り放出した。

何の意味も持たない放出だけど。


思いっきり泣いて、思いっきりシテ、発散したので、単純な私は気持ち切り替え、彼を最寄り駅まで送りバイバイした。


寒い部屋に戻ると、睡眠薬ぶっこんで寝てしまった。


眠りに陥る瞬間、やっぱり本気で大好きなんだな〜って実感した。

大好きだからこそ、我慢して負担にならないようにしないといけないのに、私重すぎます。


好きだからって許されるわけないのに。

でも、ある一定以上の好きは許される特例あってもよくない?と自分勝手なお願いを神様に問うてみたくなった。


ダメですかね。

許されませんかね。

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