おにぎり
私が痛み止めの強い薬の副作用でラリってしまい、明け方彼からのメールの返信で意味不明な内容を送ってしまってた。
記憶がない...
で、心配してくれたのかな。
仕事切り上げてお昼から来てくれた。
あ、やっぱ結婚指輪してたよね。
そう、ずっと気になってた。
確か会社ではつけてたハズなのにな〜と。
いつも繋ぐ手にはついてないから、あれ?外してるの?って。
でも多分、私と初めてご飯行った時からついてなかった気がして...
でも今日は外し忘れてたのかな。
気まずい...
でも車の運転変わって貰ったら、外されてあった。電話かけに行った時に外したんだな〜。
彼の気遣いなんだろうけど、また現実が突き刺さる。
アレ欲しい....
結婚指輪一番欲しい...
軽く落ちたら、元気ないってめっちゃ心配してくれた。
ほーだねー、んな事で落ち込んでもしょーがないわ。
あてもなくドライブして、適当な場所でおしゃべり。
あーキスしたい。
彼の話しが頭ん中入ってこねー...
でも、彼の話は面白くて引き込まれる。
にしても、会話が途切れるのが不安なのかな?って位に良く喋りはる。
なんか見てて、無性にむぎゅーってしたくなってホッペにチューしたら、不意打ちに弱いみたいで固まってた。
その姿にさらに萌えて、首筋にチューってしたら、完全にぽ〜ってなってた。
「それはズルい。俺もしたいのに。悶々する」って目線は窓の外見ながら呟いてた。
「もっとできる場所に行く?でも心の準備出来ていないでしょ?」
「したいの?」って聞くと、素直にうんと言われたので、「いいよ」って答えた。
「でも俺、2時間とかって嫌なんだよね。
する事しても、もっとゆっくりイチャイチャしたい。するだけが目的じゃないからサ。」と、私と同じ考えの言葉を発してくれた。
わかるー!なんか終わってすぐにじゃあ帰ろうかって虚しくなる。
時間に余裕ないのは一番淋しくなるかも。
「それに今日は勝負パンツちゃうしなー」と空気変えてくれて助かった。
別に私はSEX好きでもないし、欲求不満でもない。ってか欲が枯渇してる。
でも、彼なら抱かれても大丈夫な気がしてきた。
もっと大事にしてくれそうなイメージ出来てきた。
帰る時間が迫り、車の中でキスした。
ぎゅ〜って抱きしめられた。
服の上から、存在を確かめるようにオッパイ触られた。
決してエロイ触り方ではないけど。
キスが優しすぎて、もっとってせがみそうになった。ヤメレ、私。
「人(相手)が変わると、こんなに感情が変わるんだ」って言うと、激しく同意された。
「俺もこんなキャラ違うのに、自分にびっくりする」
「こんなに気がそれていたら、バレるのも時間の問題だよ。バレたらどうするの」
と言うと
「気にしない。だって、本気だから。」
夫婦仲悪いの?って聞くと、妙な空気あった。
「おかしいと思わなかった?俺が土日外にいるの。用事を作ってなるべく外にいる」
ん?くつろげないの?
って聞くと....言わないって言葉濁された。
会話もないって言ってたしなー。
なんかありそうだね〜。
ま、どこの家庭でも何かしらあるとは思うけど。詮索するのはやめておこう。
母親と下の弟以外の作った料理は食べれない私だけど、彼の握ったおにぎり食べられる気がする。今までの人で想像して誰もクリアーできなかった事だけど、彼なら大丈夫な気がしてきた。
コレッて私の中では、マジですごい事。
今日は睡眠薬なしで眠れそう。
ありがてー。