奇跡の軌跡

恋に落ちてしまった私の物語 / 私だけが独身

モーニングコール

案の定、6:30から彼からコール。

天邪鬼な私は起きていたけど、敢えて出ず。

せめてもの小さな抵抗。

でも彼からしたら、「寝ているんだろうな」位にしか思われてないハズ。


お昼前にメールで「起きてる?」と受信。

あぁやっぱりな。

その後、彼から電話は予想通り、GWなんてなかったかのように普通に話す彼。

どうやら、今日のランチに誘いたかったみたい。

でも今日は歯医者さんを予約しているので、お断り。少し残念そう。

もっと残念そうになりやがれ!!!


「ねー、ムカつくんですけど!」

「出たな。雪の定番🙂」

「何にムカついてるか、わかる?」

「沢山思い当たり過ぎて、わかりませーん!😝」


......絶対わかってる(確信)


「水曜日にそっち行くから会ってくれる?」

「水曜日も木曜日も金曜日も予定ある!土日ならガラ空きだよ!」

「そうなの?じゃあ水曜日にランチしようね」


......ふぅむ。話聞いてる??


結局彼の移動中、2時間近くも話してしまった。


言えなかった事をメールしてみた。

「このまま会えなくても生きていけるよ、私。

手離すなら今だよ。」と。

悲しいけど本音です。


「なぜこんな事を思ったの?」と優しく聞いてくれる彼。

黙っていると

「ゴールデンウィークを乗り切れたから?」と聞かれた。


違う。


「その逆で、GW乗り切れたと思えない。こんな風にツライ事がこれから沢山待っているのかと思うと、今かなって思ったの」と私。


でも本当にこのまま会えなかったら、諦めはつく。すっごく泣くけど。

彼の幸せだけを純粋に祈っていられる気がする。

逆にこれ以上進めると、ドロドロした私の黒い感情の渦で彼を飲み込んでしまいそう。

強く求めてしまいそう。

大好きな気持ちも、ずっと一緒にいたい気持ちにも何の変化もないどころか、より一層大きくなっていってるのも事実だけど、だから感情をセーブできない自分がキツイ。


彼はやっぱり全部わかっていた。


「俺はそんな風に思った事なかったけど、『私は平日の女』やって言ってたし、会いたいって思う事が俺を困らせる発言になる事もあるだろうし、土日もずっと一緒にいたいけど、そうしてあげられない現状があるし、嫉妬してしまう自分も嫌なんだろうなって思うし、会ってると楽しいし、抱きたいし、満足出来ていても別れ際になると、淋しい辛い思いさせているのは全部解ってる」


「俺は離れたくない方向で考えているけど、雪の中ではいつも別れないとってのが最初からあって、苦しい思いさせているのを感じる。」


「離れたくない!ってのが答えだけど、雪がそう考えて答えを出しているなら、俺も考えてみるしかないのかな。並行線のままだと思うし、考えたくもないけど」


水曜日に会うまでに、何かしらお返事もらえる模様。


彼を手離したくない。

でも苦しめたくない。

だけど私はスマートにはなれなくて、泣いたり(心の中で)喚いたりして、嫌な私も見せたくない。

結局、惚れたモン負けなんです。

これ以上、歩むのが怖い。

「独占欲」が、剥き出しになりそうです。


どうやったら「今だけ」を楽しめるのかな。

こんなに大切だと思える人が出来たけど、私の愛が中途半端だから、己の辛さを回避したくなるだなんて、まだまだだな...

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