奇跡の軌跡

恋に落ちてしまった私の物語 / 私だけが独身

運命の人

「言い忘れていたけど、大好きだからね❤️

最近会えてなかったけど、気持ちは変わらないよ」


と電話を切った後にメールを受信。


そんな甘い言葉、言わない人だから私オロオロ。

なんて返事したらいいのか、わからなくなる。

むしろ誤作動起こし「キライ」って言ってしまいそうになる。

究極の天邪鬼。


20分位、なんて返信しよう....とスマホ片手に真剣に考えてみたけど、思いつかない。

「有難う。私も好きよ❤️」

じゃ、能が無いし、うーん...

ネットで調べてみようとしたら、画面いっぱいにdisられた。



なんでやねん!

なんでやねん!!


お陰様で、気分一気に萎えたのでそのまま放置してしまったわ。


なんでスマホに私の恋愛事情握られてるんや?





明日は久しぶりの密会。


2人のお気に入りのレストランも予約した❤️


でも体調があまり良くなくて指先の感覚が無い💦

また頚椎の神経が腫れて神経触ってるんやろうなぁ。


でもこんな体調が悪い日は、彼は私をかばうように片腕で抱っこするように支えてくれる。


弱っちくなっても大丈夫な風にしてくれる。


彼の隣で最後まで笑っていられますように。

未来

きちんと言えた。


唐突の「有難う」に驚いていたけど。

今朝もリアル過ぎる位の嫌な夢を見ていたところ、彼からの電話で起きれた。


どんな夢?って聞かれたけど言いたくなかったから、言わなかった。


実は最近、深夜3時とか4時位に家の電話が鳴る。

留守電にしているから出ないんだけど。

酷い時は、切れたと思って安心していたら、また鳴る....の繰り返し。


普段、家の電話なんか使う事ないから、この番号を知っているのは、彼と元彼、そして両親位

わからないけど、多分元彼かなと思っている自分がいる。

付き合っている時に、一度言われた事がある。

「夜中にたまに家の電話鳴るでしょ?あれゴメン、俺」って。

たいがい、そんな時は冷却期間だったり、ケンカ中だったり。

嫌がらせをしようとしていたわけじゃなくて、気になるってのもあるし、俺の事思い出してってアピールってつもりだったそう。


すごく女々しい男だった。

男だったのか、女だったのか、ホモだったのか、バイだったのか、実際はよくわからないけど。


その夜中の電話が気になり、それでなくても不眠気味なのに、悪夢にうなされる毎日。

今日も夢の中でも、ホモ野郎(元彼)に「本当に俺がいなくなってもいいの?」と追いかけ回されている夢だった。

記憶からも抹殺したい位なのに。



そんな夢見が悪い日にも、彼は精神的に寄りそってくれる。

自分では普通に「おはよう」と言ったつもりなのに、「あれれ?大丈夫?お腹痛いの?お腹痛い時の声バージョンだ」って言われた。

どんなバージョンだよ💦


さっすが私の飼い主だ。



なかなか会えないけど、だから特に話す事が無くても時間の許す限り電話をくれる。

また三連休があるけど、明けたら会えるからねって言ってくれた。

「早く会いたいな〜」と、彼にしては珍しい言葉も。


私はお父さんが大好きっ子。

昔から父のような人と結婚したいと思っていた。

でも、私が選ぶ相手は父とは真逆のタイプばかり。

はじめて、全くタイプじゃなかった人を好きになった。

彼は父にどことなく似ているかも。

だからはまってしまったのかな。


早く会いたい。

会って、手繋ぎたいな。

ただただ、そばにいたい。

誠実で不誠実な彼なのに、嫌いになれなくて、むしろ好きが増して、なんだかんだ言ってもやっぱり少し苦しいな....


生まれ変わったら、こんな苦しい恋を選びませんように...

苦しい記憶は消えても本能で既婚者なんて絶対好きになりませんように。

今の気持ちが魂に刻まれ、せめて持ち越せますように....


そして、何のしがらみもない彼と私のまんまで、もう一度出逢えますように...



いい年こいて、ンな事言ってる自分ホンマ痛いけど、何歳になっても予想外に乙女なんよね。

子供の頃は、おばちゃんは恋愛なんてしないと思い込んでいた。

シワシワのジュクジュクになっても、気持ちだけは乙女ってきっしょいオンナ目指すしかないな...

明日

風邪ひいた....


今日は朝から今では珍しくなったメールが入ったけど、持病の痛み止めと風邪薬との併用でぐっすり寝てて気付かず💦


ランチに誘ってくれようとしてたみたい。


結局、彼も会議が思ったより長くなり約束していたらヤバかったようで、良かったみたい。


「長い事会っていない気がする...。75%位顔忘れたよ?明日になるともっと忘れちゃうよ〜〜」と、告げると


「えーー!!!それは困る😭 どうしたらいいんよー😭」と、電話の向こうで可愛く嘆いてくれていたから、許す。


でもあながち嘘じゃない。

さすがに顔は忘れないけど、会わない時間が長くなると、なんだろう?全てが現実感なくなる。

多分友達期間が長過ぎたせいか、不思議な感覚に陥る。


私は彼の本音を聞くのが怖い。

とても大切にはしてくれているけど、事が起きたらドライに切り捨てられそうで。


「家庭」という絶対的王者には、1ミクロンも逆らえない、抗えないオーラが出ている。


「家庭外」では、できる限り繋がろうとしてくれてはいるけれど、まるでチャンネルを切り替えるかのように、私と家庭を切り替えられる彼が、時折怖く感じる。

私にはそんな器用な事、絶対に出来ないからかな。


彼と歩みはじめた最初の頃は、辛くて辛くて切なくて、たまらなかった。

今は、「あぁ、私は彼にとって絶対的な存在でも何ともないんだな」って感じてしまってから、期待することもなくなった代わりに、悲しみや辛さも半減した。

諦めるって事を受け入れたのかもしれない。



この間、2人で車に乗っている時、窓の外に小さなヨチヨチ歩きの女の子の手を引いた若いお母さんが歩道を歩いていた。

愛おしそうに、娘に歩調を合わせて歩くお母さんがとても美しく見えてボ〜っと眺めていた。

私のその視線に気付いた彼は「あの歩き方だと、疲れて家帰ったらぐっすり寝ちゃうパターンだな。」と、さも自分が経験してきた事を思い出しながら言う彼に、激しく嫉妬し「やめて」と言葉をさえぎってしまった。


多分私の、やめての言い方で全てを悟った彼はとても気まずそうだった。


全く重いオンナだわ。


彼は最初から一切、家族の事や家庭の話はしない人だった。

それは彼の気遣いなのに、いつからかそれが私の中で当たり前のルールになっていて、彼の気遣いに胡座かいてる。

本当はもっとフランクに話したいのかもしれないのに。

最近自分の器の狭さが嫌になる...

好きだからしょうがない、配慮がないとか思うのは私の勝手だ。

本当に配慮が足りていないのは私の方かもな〜。


明日、彼に感謝を伝えよう。

いてくれて有難うを伝えよう。