奇跡の軌跡

恋に落ちてしまった私の物語 / 私だけが独身

ノーマル

めちゃめちゃ落ちたテンション。

季節の変わり目のせい?

それともPMSのせい?


彼からの電話にすら出る事が出来なくなり、彼にもお詫びし、電話を控えて貰う程。


こんな時は自分は「虫」にでもなった気になり生きる意味とか考えないようにするに限る。

ただ起きて、ただ生命維持の為に食べて、ただ寝てやり過ごす。


そんな私を心配して、無理やり外に連れ出そうとしてくれる彼。

前回のリベンジで明日の夜、焼肉行こうとのお誘い。

正直全然行きたくない...


でも明日を逃すと来週は会えないみたい。


こんな浮き沈み激しい女、自分でも嫌になる。

だから沈んでいる時は見られたくないし、頑張っての作り笑顔もしんどいから、そっとしておいて欲しいんだけどな。


こんな私でも会おうとしてくれている彼に感謝しなきゃ。



まだまだ眠ると嫌な夢を見る。

だいたい元彼が出てくる。

10年間も付き合っていた彼に彼氏がいた事がまだ許せないみたいで、夢の中でも何度も何度も、彼がオカマである事を思い知らされる。

婚約破棄での僅かな慰謝料は貰ったけど、10年間騙されてきた代償でか過ぎる。

許せてないんやろなと思うけど、許す方法もわからん。

許す必要もないけど、忘れる方法が思いつかん。

毎日毎日あんなリアルな夢見せられたら、病みそうになる。


そんな目に遭ったのに、既婚者を好きになってしまった自分にも情けなさを感じる。


普通に恋愛して、普通に結婚して、普通に子ども産んで、普通に死ぬと思ってたけど、普通ってめっちゃ難しい。

ロックオン

37.5℃超えの熱出て、ダウンしていましたが、金曜はオデイトの予定なので必死に回復させ、待ち合わせ場所に。


前日にグルーポンで焼肉ランチの良さげなのがあったので、いつも仕事頑張って私の住んでいる街まで来てくれる彼に贈った。

営業の合間に1人で行って来てね!と。



駅前で彼を驚かせようと隠れて待って、後ろからソーッと近付き、ワッ!って声をかける寸前にヒールの音に気付かれバレた。


そう言えば前回の待ち合わせの時も、お腹が痛くなったのでトイレに行く為、駐車場に車を停めショッピングセンターを彷徨っていると、彼が前からニコニコして歩いて来た。


ずいぶん前にも、待ち合わせ場所から相当離れたコンビニに「なんとなくいる気がした」と彼が入ってきたっけ。


今日は、晩御飯は焼肉食べよう!と珍しく誘ってくれたから、食べログで見つけたお店に突撃したらまだ18時なのに満席と言う....2軒目を探しても同じ目に遭いそうなので、「また今度にしよう」と言う彼と、「折角晩ごはん一緒に食べれる〜」と思っていた私のテンション返せヨって位、へこたれぶーたれに。


なのに、彼はさほどダメージなさげ。

あれ?彼のが焼肉の口になっているハズなのに?と思いきや、思い出した。

グルーポンで焼肉ランチのチケットあげたんやった。

この野郎、自分さえよければいいんかい!!

(あげたの私やけどね)

と、さらに急降下していると、

「じゃあラーメンでも食べて帰る?」と彼。


ちゃんと考えてくれてるやん❤️ 素敵やん!

気分あからさまに急上昇。スキスキ大好き!食べる食べる!

めぼしいお店が全然なくって、やっと見つけた駅前の何てことなさげなラーメン屋。


とりあえず食べログ評価は?と見てみると...私の行きたいリストに入ってる!

しかも昨日、レビュー読んで普段全く用事ない駅なのに、行きたいリストに追加していたと言う不思議。エスパー並み。

でも店内には、「店の周りに小便しないで下さい」と、何とも深い貼り紙があった事は気付かなかった事にしよう。



たまたまの偶然や、無理やり同じ物を見つけては、相性いいかも!とかってはしゃいでいたけど、本当に相性良くて運命の人なら、何より苗字が一緒になれていたのになぁ〜💦と、1人脳内相撲取り。



時事系列むちゃくちゃですが、そんなこんなの待ち合わせから、ランチを食べに行き、お取り寄せしていた私の大好きなナガノパープルとシャインマスカットをヤマトまで取りに行き、この日は私が運転していたので、

わかっていたけど「この後どうする?」と聞くと、ここは流石男だね。

照れもごまかしもせず、「いつものお部屋に行こう。ぶどう一緒に食べようよ。」と。


私は愛人なのか、セフレなのか?とマイナス思考と、彼の性欲までも独り占めしたいというポジティブ的な思考が勝負した結果、一瞬で後者の勝利確定。

まぁ、事実を良いように美化して自分を納得させただけなんだけど。



部屋に入ると、激しいキスの嵐。

そしてベッドに連れて行かれた。

こちらもいつものルーチンワーク。

今日の彼、いつもよりすっごいニコニコしているし、嬉しそう。

私は少し冷静で、ネットで見た「正常位の時、彼の視線」を気付かれないように観察してみた。


くだらん記事なんだけど、正常位の時は他の体位より接続部分やオッパイなんかも見えやすいわけで、セフレ程そこに何度も視線が行くそう。

本当に男が大切にしている相手は、女がきちんと気持ちよくなれているか表情を見ようとするって書いてあった。


めっちゃ見てるやん!ガン見やん...

目離さないやん....




アソコから.....

オーマイガー🤷‍♀️


しばしロックオンされていましたが、

その後視線が移動した!

目が合った!

恥ずかしくなる位に見てくる....

前半の視線は、ちゃんと入っているかの確認していたんかな?(笑)


そこからは、一切視線は動かず、後ろから抱かれた時も顎クイでずっとキスされた。


結果、判定.....不能

次回持ち越し。


最後までイタス事はせず(節約&燃費向上)

2人でお風呂。


あとはいつも通り。


晩御飯は、先に書いた通り見立てが甘く焼肉→ラーメンになっちゃった。


たまたま、テレビで宝くじのCMやっていて、賞金が5億らしく、よくある当たったらどうする話に移行。

彼は嫁には絶対言わんらしい。死んでも言わんらしい。

私にだけ言うし、私の家を買ってくれるそう。

ハイハイ。あーざっす...

逆に私が当たったら、どうする?

には、「俺の家買って」だと。

「離婚してくれるの?」と、聞くと笑いながらごまかされた。

クソ〜!!うんって言えやー!

夢の話なのに、急に現実的に考えんなやー!


でも大丈夫!(吉高由里子風)

夢の話なので、怒っても仕方ないし、

実際5億当たったら、離婚して私の所に来てくれる自信ある!お金は人を狂わせるからね〜。

でも5億当たっても離婚してくれなかったら、ショック過ぎるので....スナイパーでも雇うか。但しBB弾の....😭


早く彼を嫌いになって、人生やり直さないとあかんのに、大好き過ぎて困る。

愛してるってより、1番のファンみたいな感じ。

多分私に尻尾があったなら、ずっ〜〜とユラユラ振ったままで尻尾の根っこが腱鞘炎起こしちゃうんだろうな。


もっと身体も顔も若くて綺麗な時に抱かれたかったな〜。

人生史上一番綺麗な私を抱いて欲しかったな...

密会

私「行ってらっしゃい」

彼「またすぐ帰って来るから!」


デートの別れ際のバイバイの代わりのセリフ。

またすぐ私(のもと)に帰ってくる。

何の保証もないけれど、こう言われると素直にバイバイできる。

手を離す淋しささえ我慢できる気がした。


まだ午前中に待ち合わせして、2人がお気に入りのレストランで食事して、そのままホテル。


彼は待ち切れない感じ。

一方、私は半月ぶり位なのもあり、恥ずかしさから「もうスルの飽きた」と、トンデモなセリフが口から出た。

「えぇ〜〜!!」と大袈裟に驚く彼。

「じゃあアブノーマルな事してみる?それとも、した事ない体位してみる?」


いやいや違う。

会えばエッチのルーチンに飽きただけで...

アブノーマルは、本当に飽きた時に取っておきたいし、体位は彼の顔が良く見える正常位が一番だし。


お風呂に誘われ、彼からイチャイチャサワサワされるも、やっぱり乗り気になれない。


お風呂から上がり、ベッドに行こう!と誘われるも1人ソファーに居残りし、グダグダ。

「早くこっち来て」とこれ以上言わせると絶対拗ねるって寸前で、ベッドに移動。


1回目は、彼がたまらなかったみたいで爆発。

私はやっぱり期間が開いたせいか、なんだか子宮が閉じてる感じ。


身体だけじゃなく、もっと心にも愛撫して欲しい。


疲れて気付いたら2人して寝てしまっていた。


でも、寝ぼけながら彼は私の手を探し、繋いでくれた。

そして、寝ている途中にも、ガバっと起きて唇にキスをし、また眠りについてた。

寝ぼけているのかな?

夢見心地の中、抱き寄せられ頭の下に無理矢理腕をねじ込んで来て、強制腕枕。

もう片方の手も繋がれてる。

アレレ?めっちゃ寝ぼけながら、触れようとしてくれている??


そう。こんなのがいい。

性欲満たすより心を満たしたい気分。


お仕事頑張ってる彼に全身マッサージ。

気持ち良さげ。


「ゴメンね。長い事会えなくて淋しかったよね」と何度も謝られた。


二度目の交わり。


そそくさとシャワーを浴び、帰るオーラ出す彼。

またまた靴下を奪い取り、そっと私の胸の下に隠した。


すぐに見つかったけど、またまた欲情しちゃった私達。

彼は最後に私のお腹に体液を放出。

私はその体液を素早く両手ですくい、彼の身体に塗り返し(笑)

逃げる彼の背中にも追いかけてべったりつけてあげた。

自分の体液に触れるのを普段から嫌がる彼も、これには、慌てて「コラ〜〜!ナンテ事するねん!悪い子や〜〜!!」とお風呂場に一目散に逃げて行った。

まだ私のお腹に残骸がついていたので、後ろから抱きつくふりして、それも背中にお返し。

さすがに参ったみたいで、2人で大笑い。


笑い過ぎて、一気に微妙な空気や距離感がなくなり、いつもの私達に。



帰りの車の中、「雪の愛情表現ってホントすごいよね。俺の事大好きってすごく解らせてくれてるし、素直にストレートな気持ちぶつけてくれるのは嬉しいよ。俺には出来ないけどね」って言われた。


でも今日...3回目の交流時、彼は信じられない位に私の名前を呼び、好き!好き!本当に大好きだよって何度も何度も言ってくれた。

初めて言われた。

子宮がキュンキュンしたよ。



まだ(家の人に)罪悪感ある?って聞いてみると、あんまり考えなくなった。

ってより、時間があれば雪に電話しちゃってるから、感じる暇がないそう。


家族は家族。

私は私と、次元が違うんだろうなー....

でも慣れないで欲しいな。


今の時間は当たり前じゃない。

微妙なバランスで成り立っている事を知っていて欲しいな〜〜。


会う前から、バイバイ言う時の淋しさ感じてしまってる。

だったら会わなければバイバイ言わなくて済むのになって気持ちはずっと心の中にあるままなんですけど....私。