奇跡の軌跡

恋に落ちてしまった私の物語 / 私だけが独身

欲情

お昼前に待ち合わせ駅に向かう為に車を走らせると気持ちが暗くなる程、街が大変な事に。

信号ってどの向きが正解やったっけ?って思う位に、あっちこっち向き過ぎ。

未だに停電で点いていない所も沢山。

屋根吹き飛んでるお家は今日の雨どうしはるんかな?


普段なら30分あれば行けるのに1時間半かかり到着。(余裕持って2時間前に出ておいて正解)


会うとなり仕事絡みで、ここから80km位離れている場所へ移動しないといけなくなったと...

これも台風の被害関係。

なので、車で一緒に移動。最初は時間勿体無いなって思ったけど、久しぶりのドライブ。

楽しいじゃん♡


車の中で、彼への誕生日プレゼントの通勤用バッグを開けて貰った。

信号待ちの時に急いで開けたせいか、当初渡す予定の黒→ネイビーに変わっているのに気付かない彼💦 色盲かよ!

ネイビーのが高いし、可愛いのに〜〜!

このままじゃ気付かないままなので、説明するとハッとなり、やっといいコいいコしてくれた。

めっちゃ可愛いしよく似合う。

オシャレになってモテたらどうしよう(笑)

理性ある人だから大丈夫か💡


お仕事を終わらせ、バリをイメージさせるお部屋へ。

今日も停電の影響を考慮し、お弁当作って来た。但し、家にある物だけで...



デザートは彼と選んだ有名店のロールケーキ



美味しかった❤️

ケーキは普通だったけど💦


一緒にお風呂に入ってる最中...すぐにベッドに行こうって促され


ここからが、なぜかいつもと違った。


多分、前回私が不発だったからかな。

もの凄い口撃され、私の身体は彼の思いのまま、コントロール出来なくなった。


お互い疲れ果て気付いたら私、熟睡。

初めてかも。こんな風に彼の横で眠れたの。

ピクリとも動いてなかったよって言われちゃった。

寝顔見られたんかな💦


2回目は私が意地悪した。

イッていい?と聞く彼に「まだダメ〜」と何度かコントロール。

苦しそうな表情をする彼が、たまらなく愛しい。

イイよと言うと、犬がご褒美貰った時の様にガッつく彼。私もたまらず彼にしがみついて、一緒に果てた。


彼は毎回必ず私の中に入った時、ため息のように「雪の中、なんでこんなに気持ちいいんやろう?」と言ってくる。

嬉しいんだけど、今までの経験と比べられている気がしてた。


だから聞いてみた。

今までどんなSEXだったの?

「淡白で2回できる自分が信じられないし、口でする事もされる事も、なかった」そう。

本当?

あんまり深く考えると嫉妬で狂いそうになるから、言葉通り受け取ろう。



ご褒美に全身マッサージをしてあげた。

幸せそうな笑顔

それ見れるだけでも、たまらなく愛しい。


今日は彼の家の近所まで送ってあげた。

別れ際...急に抱きしめられた。

え?って思っていると、オデコにチュッ♡

そして唇にチュッ♡ってして、慌てて恥ずかしそうに帰って行った。

め、め、珍しい。


帰りにコンビニで紅茶買ってっておねだりしたら、紅茶とかぼちゃのプリンとスイートポテトが袋の中に入ってた。

きちんと私が嫌いなチーズ入っていないか確認して買ったよ♡と。


いい感じだ。


いつの間にか、彼が私を思う気持ちより

私が彼を思う気持ちの方が大きくなっていて、それが嫌だったけど、でも今はそんな風に好きになったのは、彼の優しさに触れた積み重ねの結果で、だからこだわらなくて良いのかなと。


気持ちもだけど、2人の距離や関係は形が変わったり、小さくなっても又大きくなったり、

本当に縁がある人とは、どんな事になっても繋がるだろうし、今の「点」だけを見て決めつけるのをやめないとね。


好きじゃなくても、その場しのぎでメールやLINEでは、好きって言えるのが男。

その見極めが大事だけど、男は本気なら隙間時間でも会いに来るってのは本当だと思う。


心も身体も満たして貰ったから、今日は本当によく眠れたし、肌の調子もいい。

家に返すのは辛いけど、会えない時間があるからこそこんな欲情したりもできるんだと思おう。完全に負け惜しみでもいいや〜。


彼が欲情するのは私だけ。何の自慢にもならないけど、密やかな私の誇りにしようっと。

×

非ログインユーザーとして返信する